私が立教を選んだ理由「現代心理学部」
現代心理学部・心理学科 中島 由樹子
2014/01/01
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
現代心理学部・心理学科の中島由樹子さん(國學院大學久我山高等学校出身)に、立教に進学した理由を語ってもらいました。
学びを追求することは自分自身を追求すること
オープンキャンパスでの「運命の出会い」が私を立教へ導いた
高校生の時、実はお医者さんになりたいと思っていました。でも数学が苦手で諦めかけていたところ、先生から「心のお医者さんになったら?」というアドバイスをいただき、「スクールカウンセラー」という別の夢を追うようになりました。そのため「大学では心理学を学ぶ」という目的を胸に秘め、いろいろな大学を検討していたところ、立教大学のオープンキャンパスで、ある模擬授業に参加して大きな感銘を受けました。担当された先生はパレスチナ難民支援活動で心理サポートをしている方で、活躍の場が日本だけではなく「世界にも広がっている」ことを実感しました。その時から「この先生のもとで学びたい!」という思いが強くなり、迷うことなく立教大学を第一志望として考え、実際いま、その先生のもとで学んでいます。
オープンで充実した学びの場で新たな興味や価値観と出会う
明確な目的を持って大学に入学したため、高いモチベーションで授業に参加でき、毎日が充実しています。私は新座キャンパスで学んでいますが、時には池袋にまで足を運び、興味のある授業を受けています。自分の学部だけではなく、他学部や全学共通カリキュラムと呼ばれる共通科目など、バラエティ豊かな授業が私の興味や関心を満たしてくれるのがうれしいです。大学の授業は知識を与えてくれるだけではなく、気づきも与えてくれます。例えばある授業で、視覚しょうがいのある先生が、「暗闇の世界はみなさんが想像しているような悲しい世界ではなく、楽しく生活している」とお話されるのを聞いたときは、自分の考えや価値観が大きく変わりました。立教の授業内容は幅広く、学びを通して新しい視点と関心が広がることを実感しています。
課外活動を通して、さらに学びを深めることができると実感
大学の授業を通してもうひとつ、貴重な出会いがありました。それは、学生セラピストとして、自閉症の子どもたちに言葉の獲得やコミュニケーション能力の育成をサポートするボランティア活動への参加です。ここでは、子どもたちはもちろん、そのご両親や他大学の方など、さまざまな人とかかわることで、視野を拡げ、交流を深めています。こうした課外活動の中で、実践的なセラピーを行い、自閉症そのものについてももっと知識を得て広めていきたいと考えるようになったり、もっと人とのコミュニケーション能力を高めたいと思ったり、私に根差す心理学への興味を一層深く、広くしてくれるものでした。そんな場に授業を通して出会えるのも立教らしいところかもしれませんね。
臨床心理士として、国内のみならず海外でも活躍したい
私はいま、臨床心理士を目指し、大学院へ進むべく準備をしています。その中で英語も重要となるのですが、立教大学では、ディスカッションやプレゼンテーションを重視した少人数の授業も多く、そこでは相手の目を見て話すことや、相槌を打つなど、そういった自分自身の表現力まで高めることができました。単なる英語という知識の習得ではなく、英語を使ったコミュニケーションを学ぶことができたと思います。改めて人と話すことの楽しさ、すばらしさを実感するとともに、言葉によって進路を見出したり、相談者に寄り添って悩みを一緒に考えたりするカウンセラーの重要性を認識しました。このグローバル時代に、活躍できる場所は世界に広がっていると痛感しているため、将来は海外に出て、そこで活躍する日本人の心のケアに従事したいと考えています。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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