私が立教を選んだ理由「経営学部」
経営学部・経営学科 後久 拓真
2014/01/01
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
経営学部・経営学科の後久拓真さん(鶴丸高等学校出身)に、立教に進学した理由を語ってもらいました。
どんな社会人になりたいかーその答えが立教にあった
疑問こそ学ぶ意欲をかき立てる原動力
私は鹿児島県出身なのですが、「東京の大学に行こう」と心に決めて受験勉強に励んでいました。東京にはさまざまな情報が集まってくるし、就職活動もしやすい。また、東京六大学野球が好きだったため、立教大学を選んだのは自然な流れでした。さらに経営学部を選んだのは、企業の視点から日本の経済について学んでみたいと考えたからです。それまでニュースや新聞で企業の話題を見聞きしても、ピンと来ないことが多かったため、私たちの生活を支えるさまざまな企業の動向を理解できるようになりたいと思っていました。たとえばある企業で「業績が悪化」というニュースを見た時、なぜそうなったのか、今後どうやって改善していくのか、など疑問に感じていたのですが、それらの答えを、学問を通して見つけたいという目的をもって入学しました。いまでも「なぜ?」という疑問が、学びの意欲をかき立てる原動力になっています。
実践的な授業で確実に知識を身につける
経営学部は立教大学の中では新しい学部だけあって、授業内容も実践的なものが多いです。ゼミでは中小企業のコンサルティングをテーマに勉強していて、企業の社長をお招きして、会社経営のお話を聞かせていただいています。実際に経営者の方から話が聞けたのはとても貴重な経験で、専門科目で得た知識を実際に照らし合わすことができ、理解が深まりました。さらに財務諸表まで見せていただいた時は、現実の課題が見えてきて、こちらの学ぶ姿勢にも熱が入りました。この緊張感があるからこそ、しっかり学びが身につくのだと思います。もうひとつ授業では「ビジネス・リーダーシップ・プログラム」が印象に残っています。この授業は、有名企業がクライアントになってくれ、その企業が実際に直面している課題の解決を目指すというものです。私が受講した際は、ある大手コンビニエンスストアチェーンの商品をどのように売っていくかをテーマに、ディスカッションやプレゼンを行っていきましたが、こちらでも企業の方と直接関わることができました。いろいろな案を出しても、なかなか実現が難しかったり、アイデアのダメな部分が見えてきたり。「利益を出すのは簡単なことではない」と身を持って知ることができ、いい経験になりました。
大学は新しい自分と出会える場所
大学に入学してから、それまでの自分では考えもしなかったことに対しても興味がわくようになりました。ひとつが海外留学。私が学ぶ経営学科にも海外留学のプログラムがあって、私は1年生の冬に参加しました。受験の段階ではあまり海外に興味がありませんでしたが、入学後、原則全員が海外留学を経験する国際経営学科の友人から刺激を受け、留学に挑戦することを決意。留学先はオーストラリアだったのですが、新しい価値観に直接触れられました。鹿児島から東京に来て、そしてオーストラリアと、自分のコミュニティーがどんどん広がっていく感覚にもワクワクしました。もうひとつはバンド活動です。小中高と野球ばかりやってきたので、何か自分で生み出したいという欲求がありました。学園祭で演奏した時はみんなすごく盛り上がってくれ、大学生活の良い思い出の一つになりました。「自分はこういう人間」と決めつけてしまわず、新しいことに挑戦して本当に良かったと思っています。
経営学部らしいアピール力で希望の就職先をつかむ
入学してから分かったことなのですが、立教大学は、在学中にたくさんの社会人の方と出会えますし、企業との距離がすごく近い大学です。企業の良い部分も、課題となる部分も、現実的にしっかり見ることができたと思います。だからこそ入学してからこの3年間、「自分はどういう社会人になりたいのだろう」と、何度も自分に問いかけ、卒業後の道を具体的に考えることができました。就職活動は、そんな自分にとって集大成とも呼べるもの。もちろん大変なことも多いですが、いろいろな企業を見るチャンスだと思って前向きにがんばっています。就職先としては、スポーツメーカーや金融業界を希望しています。これまで授業を通じてたくさんの企画を考えてきたので、経営学部らしいアピール力で内定を勝ち取ってみせます! 就職活動を早めに終わらせて、残りの時間を簿記の勉強にあて、さらなるスキルアップにつなげ、社会で活躍していきたいです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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