国際経営学専攻経営学研究科/池袋キャンパス
OBJECTIVE.
国際社会でリーダーシップを発揮できる能力を備える
2011年4月に開設された国際経営学専攻国際経営学コース(MIB)では、国際経営分野の高度な専門性、グローバルな視野と能力、リーダーシップ力を備えた人材の育成をめざしています。ビジネスプロポーザルの立案を通して、各経営分野を総合的に学びます。また、2016年9月より国際経営学専攻公共経営学コース(MPMA)が開設されました。こちらのコースは高度専門職業人を養成するカリキュラムを用意しており、公共経営学に関する幅広い科目を展開しています。また、修士論文を作成することにより公共経営学に関する専門性を身に着けることができます。
専攻のポイント
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全科目を英語で開講
全科目を英語で開講している点が大きな特長です。MIBでは、アジアにおける企業戦略の今後の課題と展望を探る科目などを、MPMAでは、統計学や数学、公共経営学などの基礎科目から応用科目までを設置し、全て英語で学ぶことができます。
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ダブルディグリープログラムの導入 (MIB)
ダブルディグリープログラムを導入し、2年間で本学の国際経営学修士と海外の提携校の経営学修士を同時に取得することが可能です。
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ケースメソッド教授法の実践(MIB)
少人数教育のもと、海外からの留学生とともに徹底したディスカッションを実現するとともにケースメソッド教授法を徹底的に導入しています。
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修士論文の執筆(MPMA※)
MPMAでは修士論文の提出が卒業要件の一つとなっています。指導教官の丁寧な指導のもと、研究課題の選定、データ収集、データ分析、論文執筆を行います。
※MPMAは立教大学のリンケージプログラムの一環です。
国際経営学専攻専任教員/研究テーマ *印の教員は、経営学専攻博士課程後期課程の研究指導は担当しません。
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Davis, Scott T. 教授
主要研究テーマ:CSRと経営戦略論
教員紹介
経営戦略による社会価値創造に関する理論と実践を研究テーマとする。日本における社会的責任経営を中心にポジティブ・ビジネスモデル・イノベーション(戦略、組織、社会的関係性などのリフレーミング)の問題を分析する。
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片岡 光彦 教授 *
主要研究テーマ:開発経済学、地域経済学
教員紹介
戦後日本、インドネシア、フィリピンなどアジア諸国を対象に、開発経済学と地域経済学の枠組みを用いて、経済成長、格差、貧困、地域間不均衡をテーマに実証研究を行っています。これまで、公共投資や技術進歩の地域経済成長に対する役割、地域間所得格差の決定要因、人的資本の地域賦存量、所得や貧困水準の空間分布に関する研究成果を公刊しています。最近は、パンデミックによる労働市場への影響について、インドネシアの労働力調査統計を用いた分析を行っています。
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西原 文乃 准教授
主要研究テーマ:知識創造経営(ナレッジ・マネジメント)、ソーシャル・イノベーション
教員紹介
専門分野は知識創造経営(ナレッジ・マネジメント)とソーシャル・イノベーション。知識創造経営では、組織における暗黙知と形式知の創造、共有、蓄積などのプロセスに注目し、組織的な価値創造やイノベーションと、それを駆動するリーダーシップについて事例研究を行っている。ソーシャル・イノベーションでは、社会課題の解決や社会的価値の共創のプロセスについて、社会関係資本や知識創造の見地から事例研究を行っている。
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岡本 紀明 教授
主要研究テーマ:財務会計、国際会計、学際的会計研究
教員紹介
財務会計及び国際会計領域を専門とする。特に会計における社会的・政治的・倫理的側面に関心を抱き、企業成果の定量化とその影響等を学際的に研究している。これまで取り上げてきた対象は、公正価値会計や会計制度のグローバリゼーション、企業によるアーニングス・マネジメント等であり、現在はのれんやM&Aの評価及び企業活動の社会的インパクトの測定に関心がある。また、社会的制度はいかに構築・遂行されるのかという根本的問題にも興味を持っている。
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Schules, Douglas 准教授
主要研究テーマ:メディア論、クリエイティブ産業(アニメ、ゲーム)、大衆文化とファン文化
教員紹介
専門は、メディア論(コミュニケーション分野)。メディア認識論、特に「社会が世界をどう理解するのか」をメディアがいかに形作っているのか、を主な研究テーマとしている。ゲーム業界についての執筆が多いが、近年は日本のインディーゲームやデベロッパーについて研究を進めている。
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竹澤 伸哉 教授
主要研究テーマ:ファイナンス、スポーツファイナンス、教育の経済学
教員紹介
ファイナンス領域を専門とする。特にファイナンスにおける実証分析・計量分析を幅広く行い、最近は、スポーツファイナンス及びリアルオプションの応用・事例研究に従事している。
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Thompson, Gene 教授(2024年春学期研究休暇)
主要研究テーマ:自己効力感, リンガフランカとしての英語, TESOL(応用言語学, 教育心理学)
教員紹介
専門分野は、応用言語学、教育心理学 。主な研究テーマは「ビジネス及びビジネス学習時における英語使用の自己効力感、グローバル企業で働く人向けのリンガフランカとしての英語、経営学プログラムにおけるコンテンツ統合言語学習」。
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辻 洋右 教授
主要研究テーマ:Sport Marketing
教員紹介
My area of expertise lies in sport marketing, especially focusing on the effectiveness of corporate sport sponsorship from a consumer behavior perspective. Additional research interests are sport event effectiveness, esports, and sport tourism.
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Lehtonen, Miikka 特任准教授 *
主要研究テーマ:design-driven industries, blended learning, visual research methods
教員紹介
My current research interests focus on design-driven industries, visual research, and blended learning. In essence, I am interested in how design-driven organizations create value in various organisational constellations. To this end, I utilize visual research methods that complement language-based methods. Given that design is a multisensory practice, we need to develop and nurture visual methods that cover the whole research process from collecting data to writing up our findings.Blended learning and education are also topics I feel passionate about. Like any other field, higher education also needs to renew itself in order to equip students with skills that enable them to create sustainable and desirable futures. As one of the co-founders of the Danish-Finnish Nordic Rebels movement, I want to goosebumpify teaching and learning. As such, my research interests focus on the intersection between problem-based and blended learning.
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Fowler, Randy 特任准教授 *
主要研究テーマ:国際戦略管理、戦略的な意思決定、プロセス
教員紹介
国際戦略管理、戦略的な意思決定、プロセス、および計画の文化と効果の分野で研究を行っている。各文化圏においてのベストプラクティスに加え、戦略的計画と適応のプロセス、またコンテキストの重要性を確認することに、焦点を当てている。東アジアにおけるビジネスの実践および経営学理論を研究している。
関連情報
The College of Business at Rikkyo University offers a full time, two year Master of International Business (MIB) degree program designed to develop the ability to conceptualize, plan & implement business in a diverse and intercultural context. The degree has been established in response to industry demand for highly qualified, bilingual graduates with wide ranging international experience and the ability to conceptualize complex business problems. The MIB program has been designed to train both students with limited prior professional experience but strong leadership potential, and those who have experience but want to expand their understanding of theoretical and conceptual issues in global business. This is one of the few programs of its kind in Japan. All courses are taught in English, preparing graduates to achieve their goals and boost their careers in the global market.
The College of Business also offers a two-year course focused on public management as part of the Rikkyo University-wide Linkage Program. This course – the Master of Public Management and Administration (MPMA) – was launched in September 2016 and is designed to develop the capacity of the students to formulate, manage, and evaluate policies and programs. Students in the MPMA Course are expected to take courses in Public Management, Economics, and Business in order to build strong theoretical and methodological foundations. In addition, each student is required to complete a master’s thesis, an independent research project in which the student examines a focused research question under the close supervision of faculty members. The primary target of the MPMA Course is mid-career public officers. However, we also welcome students who have no prior experience in the public sector but would like to pursue careers in the government or international organizations in the future, as well as students who seek to advance to PhD programs in Public Management or Economics.