東武百貨店との産学連携イベント。
40人のゼミメンバーと力を合わせ、来場者に笑顔を届ける
経営学部国際経営学科4年次 髙橋 大地さん
2024/09/24
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
2023年11月、経営学部の佐々木宏ゼミナールと東武百貨店池袋店が共同で「St. Fall Festival~はじめての東武、あたらしい東武~」を開催した。このプロジェクトをゼミ長として推進したのが髙橋大地さん。「東武百貨店との産学連携イベントは4回目で、今回は『Z世代の若者を呼び込む』というテーマをいただきました」と話す。
髙橋さんたちは学生ならではの感性と学んできたマーケティング・リサーチの知識を生かし、企画に取り組んだ。
「目標動員数の設定や対象者の分析、そしてSNS・現場調査で『根拠を明確にすること』を重視した上で、大量のアイデアを出し合いました。その結果決まったコンセプトが、『コロナ禍で失われた楽しい時間を取り戻す』です。『はじめての後夜祭』と『あたらしい映画祭』の2本立てのイベントをプロデュースしました」
「目標動員数の設定や対象者の分析、そしてSNS・現場調査で『根拠を明確にすること』を重視した上で、大量のアイデアを出し合いました。その結果決まったコンセプトが、『コロナ禍で失われた楽しい時間を取り戻す』です。『はじめての後夜祭』と『あたらしい映画祭』の2本立てのイベントをプロデュースしました」
ゼミメンバーでの集合写真(前列の左端が佐々木宏教授、左から3番目が髙橋さん)
ゼミ長の髙橋さんはプランを効率よく進めるために、柔軟なチーム運営に努めた。「企画段階では7つあった班を、イベント当日を見据えて、『プロモーション』『マニュアル』『当日オペレーション』を担当する3つに再編成しました。また、ゼミの時間には、羅針盤になるような『その日の目標』や『大事にしたい3本柱』などを可視化したスライドを作成して、円滑な進行を心掛けました」と振り返る。そして、髙橋さんには大切にしていた思いがあった。
「最も意識したのは、40人全員でやりきり『このゼミに入って良かった!』と感じてもらうことです。メンバーの相談に乗る際は、BLP※1でSA※2を務めた経験が役立ちました」
※1 BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム):企業から提示された課題にチームで取り組み、解決策を提案するプロジェクト型の授業。
※2 SA(スチューデント・アシスタント):授業運営をサポートする学生スタッフ。BLPでは、教員と一緒にカリキュラムの企画・実施から振り返り・改善までを担うとともに、SA自身もリーダーシップを実践的に学ぶ。
※1 BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム):企業から提示された課題にチームで取り組み、解決策を提案するプロジェクト型の授業。
※2 SA(スチューデント・アシスタント):授業運営をサポートする学生スタッフ。BLPでは、教員と一緒にカリキュラムの企画・実施から振り返り・改善までを担うとともに、SA自身もリーダーシップを実践的に学ぶ。
映画祭の様子。ビーズソファで鑑賞できる特別席を設け、ポップコーンも配布した。別日の後夜祭では立教大学のサークルによるバンド演奏などが行われた
開催されたイベントは、目標を大きく上回り500人以上を動員した。「映画鑑賞用にポップコーンを無料配布するなど、みんなで考えた『お客さまを笑顔にするための企画』が大好評でうれしかったです」と手応えを語る。
「日頃からリーダーシップについて学び、自分と向き合う機会が豊富だったからこそやり遂げられました。これからも自ら行動し続けて、多くの人を笑顔にできる存在になりたいです」
※2024年10月に行われる佐々木ゼミと東武百貨店の産学連携イベントは、ハロウィーンの食品企画を予定しています。
「日頃からリーダーシップについて学び、自分と向き合う機会が豊富だったからこそやり遂げられました。これからも自ら行動し続けて、多くの人を笑顔にできる存在になりたいです」
※2024年10月に行われる佐々木ゼミと東武百貨店の産学連携イベントは、ハロウィーンの食品企画を予定しています。
ゼミ長として授業で登壇し、スライドを交えて説明を行っている様子
※本記事は季刊「立教」269号(2024年7月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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