多くのOB訪問をして行く中でエントリーシートをブラッシュアップ

大手総合商社内定 中村 星斗さん

2016/10/01

キャリアの立教

OVERVIEW

大手総合商社内定の経営学部経営学科 中村 星斗さんによる就職活動体験談です。

中村 星斗 さん Hoshito Nakamura

志望業界
広告、自動車、商社
エントリー社数・・・・・・40社
説明会参加社数・・・・・・60社
OB・OG・先輩訪問数・・・42人
面接社数・・・・・・・・・20社
内々定社数・・・・・・・・ 7社
※2016年10月取材

自分の目で確かめてから判断すること

就活を始める前、尊敬している方から「自分の偏見や、人から聞いた話だけで物事を判断するな」と言われました。就活では、毎月のように企業説明会やインターンシップへの参加、OB訪問などで多忙になっていましたが、すべては「実際に自分の目で確かめてから判断しないと後悔する」という思いからの行動でした。
インターンシップに参加する際は、自分にどんな仕事が合っているのかを確認することが大事だと考え、その企業の良い面を探す気持ちで参加していました。参加にあたり、エントリーシートや面接が必要な企業が多く、準備に時間を費やしました。

採用リーダーへ面接を直談判した

2月に入り、商社と自動車メーカーのインターンシップに参加したことで、日本を支えている企業に興味がわきました。そこでFacebookを通じ、自動車メーカーの採用リーダーの方へ自己PRと写真を送ったところ、面接の機会を設けていただくことに成功。自分の人柄と勢いを買われたため、結果的に内々定をいただけました。他にもメールを通して面談のアプローチを試みた企業では、選考が順調に進むことがありました。思い立ったらすぐ行動し、やるだけやってみて駄目だったら仕方ないと考えていましたが、このようなケースは、運が良かったのだと思っています。またこの頃、OB訪問で多くの社会人とお会いする中で、エントリーシートがブラッシュアップされていき、面接に対しても抵抗感がなくなっていました。

6月に入り、4社の面接を同日に受けましたが、間隔を詰め過ぎたため、面接会場近くでタクシーに待っていてもらい、次の会場へ移動という遅刻の不安と焦りの中で面接を受けていました。最終的には、祖父母が4人とも商社勤務だったこと、また、人々の生活を支えるという使命感を持って仕事に携われる総合商社に決めました。

私のお役立ち就活アイテム

就活の記録を残すために買ったノート。表紙のデザインがクリエイティブワークに従事している人を演出している気がして、モチベーションが上がりました。

ここが効いた!私のエントリーシート

自分の考えやエピソードを相手が理解しやすいよう、誰にでもわかる言葉、表現を用いるようにしていました。例えば「私は、マネジリアルリーダーシップとシェアードリーダーシップを持ち合わせています」と言うのではなく、「僕は状況に応じて2つのリーダーシップを発揮することができます。1つはチームを引っ張るリーダーシップ、もう1つはチームを下から支えるリーダーシップ」という具合です。実際にそれらを発揮したエピソードも交えて書きました。
POINT エピソードはわかりやすく複数の事例を用意しておく
できる限りわかりやすい言葉や表現を用いて、自分のことを書きました。また、なぜそうなのか、エントリーシートに書いたこと以外にも、質問の答えを準備していました。

これで成功!私の必勝自己PR何事にも率先して行動し周りを牽引していく性格をアピール

シンガポールで暮らした6年間は、消極的な性格から寂しい思いをしていました。帰国後、そんな思いを払拭するため、何事も率先して行動し、周りの信頼を得るリーダータイプであることをアピールしました。

後輩へのメッセージ 自分の目で見て確かめ自分の頭で考えること

先輩の意見や同学年の友人の感想は重要ですが、それよりも自分の目で見ること、そして、自分の頭で考えることを大切にして欲しいです。初めての就活で、右も左もわからない状況は不安になることも多いと思いますが、そんな時こそ誰かに頼るのではなく、自分を信じて欲しいです。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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