社会人としての意識の持ち方を学んだことが面接で求められているものを考えるきっかけに

大手自動車メーカー内定 數田 将士さん

2018/01/23

キャリアの立教

OVERVIEW

大手自動車メーカー内定の経済学部会計ファイナンス学科 數田 将士さんによる就職活動体験談です。

數田 将士 さん Masashi Kazuta

志望業界
メーカー
エントリー社数・・・・・・ 17社
説明会参加社数・・・・・・28社
OB・OG・先輩訪問数・・・ 17人
面接社数・・・・・・・・・ 10社
内々定社数・・・・・・・・ 5社
※2017年10月取材

実際に足を運び自分の目で確かめる

3年生の夏頃は、志望業界を決めることができなかったため、実際に足を運び、インターンシップに参加して自分の目で確かめることにしました。また、自分の目標となる社会人は、どの業界にいるのか、という視点からも情報を集めていました。また、SPIの結果からインターンシップに参加できない企業もあったことから、就活中はずっとSPI対策を続けました。
不動産会社のインターンシップでは商業施設での業務体験をしました。その際、偶然地震が発生したのですが、社員の方がそれぞれ担当各所に連絡を取り、不具合や事故の有無などを確認する姿を見て、学生と社会人の仕事に対する意識の違いを認識しました。この頃から社会人としての意識の持ち方や、人からどのように評価されているかを気にかけるようになり、OB・OG訪問や模擬面接の際、自分が「何を求められているのか」を考えるようになりました。

業務に取り組む姿勢と未来像を印象深く伝えた

模擬面接で、結果についてばかり熱心に語っていると、結果までのプロセスがより重要であるとアドバイスされました。この指導をいただいた方にESの添削もお願いし、ブラッシュアップしていきました。選考中の面接で一貫して伝えていたことは、業務に取り組む姿勢と未来像です。どのような部署に配属されても商品や現場を熟知しようという意欲や、将来は社長を目指しているという思いを伝えていました。
各企業の本選考が進んでいく中で、自動車メーカーのOBの先輩方と出会ったことが就活の転機に。企業理念はもちろん、社員の行動指針、先輩も素晴らしい方だったので、リクルーター面談を数回受け、本選考に進みました。当初から志望していた外資系メーカーと比較し、大変悩みましたが、最終的に自分の未来が体現できそうな自動車メーカーに決めて就活を終えました。

私のお役立ち就活アイテム

OB訪問を始めた際、ネクタイについて先輩方にアドバイスをいただき、それぞれ説明会・面接・最終面接用としてシーン別に使い分けていました。

ここが効いた!私のエントリーシート

OB・OG模擬面接の際に出会った社会人の方に5回ほど添削していただきブラッシュアップ。早めに提出することも心がけていました。ESでは強みを書く場面が多々ありましたが、私の場合は、途中で投げ出さない、確実に成果を上げる、という2つの大切にしている姿勢を、サークルで財務として行動した経験などを例に書いていました。これは強みではなく、姿勢を伝えることで、自分が伝えたいことの軸をぶらさずに言えると思ったからです。
POINT 企業の理念に共感したことを熱い想いで伝えた
合同企業説明会で、人のために働くという理念に深く共感し、自分が働く時に大事にしたい思いと重なっていたのが志望するきっかけでもあったので、その重なっている部分の思いや熱い気持ちを書きました。

これで成功!私の必勝自己PR 原因を追求し必ず結果につなげる

サークルで財務を担当する中で、会費未回収の課題に対して原因を追求し、予算案をはっきり示すなど対策を講じて、初めて集金率を100%にしたことから、確実に成果を上げられることをアピール。

後輩へのメッセージ 自分を知ること信じることが大切

自分を知ること、信じることが最も大切だと思います。自分の行動に「できない」というリミッターをかけず、自信を持って就活を進めてほしいです。例えば、面接の想定問答を100個考え、こんなに準備したという自信が、面接の可否にも現れるでしょう。自分を信じて行動してください。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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