自己を理解し、言葉にすることでキャリアをデザインする
文学部
2022/05/18
キャリアの立教
OVERVIEW
学部独自のキャリア教育をご紹介します。
人文学は、人間に関わる諸分野を深く理解し、人間や社会のあるべき姿について考える学問です。文学部では、学生一人一人が人文学への理解を深める過程で自分という人間と向き合い、自身の人生をデザインしていくことをキャリア教育の根幹としています。
学生が主体的に生きる道筋を考えるきっかけを創出するため、人文学を活性化させるキャリア科目を開講。ゲスト講師のリアルな声を通してさまざまな生き方を知る場や、そこで得たものをよく理解し言葉として発信する機会を設けています。
他者との価値観の違いを知り、自らの考えを述べることで自己を相対化でき、それが目指すべき道を見つける一歩になると考えています。人文学の学びとキャリアを結び付けて考えられるよう、今後もさらにプログラムを充実させていきます。
学生が主体的に生きる道筋を考えるきっかけを創出するため、人文学を活性化させるキャリア科目を開講。ゲスト講師のリアルな声を通してさまざまな生き方を知る場や、そこで得たものをよく理解し言葉として発信する機会を設けています。
他者との価値観の違いを知り、自らの考えを述べることで自己を相対化でき、それが目指すべき道を見つける一歩になると考えています。人文学の学びとキャリアを結び付けて考えられるよう、今後もさらにプログラムを充実させていきます。
〈2年次正課科目〉人文学とキャリア形成
人文学の学びから、自らの人生を設計、キャリアをデザインする力を身に付けます。多彩なゲスト講師が登壇し、自身の人生について語り、学生は、職業に対し広い視野を持つと同時に、さまざまな人生に寄り添い理解を深めます。この「理解する力」は人文学においても非常に重要な力です。講義後には内容をキーワードでまとめ直し、自身の言葉で発信する力を養い、振り返りセッションでは、グループに分かれて議論し他者の受け止め方を理解します。
〈3・4年次生選択科目〉インターンシップ
2019年度はジュンク堂書店、東京芸術劇場と連携して開講。実際に社会で働くことを通して実社会と人文学のつながりについて考えを深めます。春学期の事前研修を経てインターンシップに臨み、秋学期にはそこでの経験をまとめ報告会を行います。言葉に置き換えることで、「自分事」として取り込めます。職業への興味関心が相対化され、自己の持つ課題を見つける機会にもなります。
インターンシップ 2019年度実績
- ジュンク堂書店池袋本店
実習期間:8月7日~8月26日
- 東京芸術劇場
実習期間:7月19日~9月22日・8月19日~9月1日
※20・21年度は新型コロナウイルス感染症の流行状況を考慮し中止しました。
〈キャリア教育支援プログラム〉
OB・OG座談会21年度は9回、オンラインで開催。文学部の卒業生と在学生がフランクに話せる場で、本学部の学びが社会でどう生かされているのかを知り、就職への漠然とした不安を払拭。文学部卒業生ならではの強みを確認します。
※本記事は季刊「立教」259号(2022年2月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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